ホンダは自転車に折るとオンするエンジンからスタートした。世紀の大ヒット商品は「スーパーカブ」だ。C100からスタートし、C50が主流になった。
ホンダはCBシリーズを展開し、CB450まで出した。このエンジンを360ccにスケールダウンして31ps(グロス)のN360を30万円で発売。ライバルが20psで40万円だったから、瞬く間にベストセラーになった。が、耐久性は無かった。が、ライバルも耐久性が無かったから、特に欠点ではなかった。耐久性が必要な社用車にはコロナが使われた。コロナは名神高速で10万㎞耐久テストを行った。
ホンダは1969年に1300を投入するが、高回転高出力で大失敗。空冷でも低回転トルク型なら騒音はともかく真っ当に走る車で成功しただろう。
この失敗で経営陣は総辞職し、新経営陣は驚くなかれ1972年にシビックを発売した。これは低回転トルク型エンジンで、普通に水冷だった。これが大ヒットし、ホンダは四輪メーカーとして認められた。
しかしホンダはプリウス(初代)を見て「トヨタ追従」に舵を切ってしまった。そうして深刻な高コスト体質に陥った。
カローラ:193.6万円~294.8万円
シビック:294.8万円
カムリ:348.5万円~464.8万円
アコード:465.0万円
RAV4:274.3万円~402.9万円
CR-V:336.2万円~455.8万円
ノア:255.6万円~359.4万円
ステップワゴン:271.5万円~445.0万円